気になる!健康スポーツナースの年収とは

看護師は病気や怪我の治療だけでなく未然に防ぐための指導を行う働き方もある。
フィットネスクラブやスポーツジムで、インストラクターとして健康指導を行うことを仕事する健康スポーツナースもその一つだ。
健康スポーツナースになるには、看護師免許とは別に日本健康運動看護学会のカリキュラムを20時間以上受講して認定試験に合格しなくてはいけない。
資格は3年間の有効期限が設けられていて、期間内に20時間以上のカリキュラムを受講することで更新できる。
認定試験のハードルは若干高めとなっているため、看護師として仕事を続けながら取得を目指すという流れが一般的だ。
健康スポーツナースは、勤務地によって求められる役割や収入が異なる。
ジムのインストラクターとして働く場合、正社員契約で年収400万円前後、月給換算で30万円程度だ。
国や自治体が開催するスポーツ大会で単発のアルバイトとして勤務をする時は、平均時給は1500円前後となる。
専門の資格を取得して、オリンピックを始めとした国際大会に出場する一流選手と専属契約を結ぶと平均を大きく上回る年収が稼げることも珍しくない。
ただし、一流アスリートの専属になる常に世界を飛び回る形となるので、生活が不規則になったり自宅に帰れなくなるというデメリットもある。
オフシーズンがある競技は、試合がない間は収入が無くなるケースもあるので注意が必要だ。
そのほか、看護師として仕事をしながら休日を利用して副業として働くこともできる。